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モノコック免震は通常の鉄筋コンクリート造(RC造)よりも厚い床と壁により構成される「厚肉床壁構造」と免震構造を組み合わせた集合住宅です。
モノコック免震は、「厚肉床壁構造」と呼ばれる構造を採用しています。
これは一般的な柱と梁で建物を支えるのではなく、厚い床と壁が一体となって建物全体を支える構造(モノコック構造【※】)で、箱を積み重ねたような造りになります。
柱や梁型が出ないため、すっきりとした居室が実現できることが特徴です。
一般的な壁式構造では垂壁(まぐさ)や袖壁(そでかべ)により、サッシ回りの開口部の高さが制限されますが、モノコック免震なら、床から天井まで2.4メートルもの大きな開口を設けることができ、自然の光や風を大きく取り入れた開放的な間取りが計画可能です。
また、コンクリートのような緻密で均一な材料は質量に比例して遮音性能も高くなるため、床や壁が厚くなることで遮音性も向上します。
一般的な耐震壁の壁厚が150ミリメートル前後であるのに対し、モノコック免震は250ミリメートル、およそ1.6倍の壁厚です。
※素材の強さを最大限発揮できる構造で、軽量でかつ極限の強度を求められる航空機や新幹線、スペースシャトルなどに採用されています。
一般的な壁式構造は、日本建築学会の基準等により、5階までの高さに建築が制限されます。
床面積の多寡は賃貸物件の収益性を大きく左右しますので、居住性や遮音性に優れた「厚肉床壁構造」も、収益物件には導入が難しい場合もありました。
しかし、モノコック免震はその名の通り免震構造を採用することで、建物にかかる地震力を低減し、6階建て以上の高層化が可能です。
建物の資産価値、そして入居者の安全を守りながら、「厚肉床壁構造」のメリットを享受し、敷地の最大利用を図れます。