相続税対策のため
「以前、親の相続では非常に大変な思いをしました。だから、息子たちにはなるべく苦労させることのないように引き継いでいきたいと考えていました」と語るH様。本計画地は元々駐車場だったそうです。
「自分たちの代になってみると、先祖から受け継いだ土地はできるだけ売却したくない。しかし、駐車場のままだと、これはこれで固定資産税も高く、維持をするのが難しい。歳をとるにつれて、だんだんと最良の対策は何かと考えるようになりました。」
住宅、オフィス、テナントビル、倉庫、ホテル、福祉施設、超高層建築など、土地活用、再開発の建設のご用命は免震のスターツCAM株式会社(東証一部上場スターツグループ)へ。
入居者の安心・安全を大切にして、災害時でも普段と変わらない生活が送れる賃貸マンションが完成しました。
敷地面積 | 842.41m² | 建築面積 | 282.53m² |
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延床面積 | 1967.78m² | ||
構造 | 鉄筋コンクリート造 10階建て | ||
総戸数 | 29戸 | ||
竣工 | 2014年3月 |
「以前、親の相続では非常に大変な思いをしました。だから、息子たちにはなるべく苦労させることのないように引き継いでいきたいと考えていました」と語るH様。本計画地は元々駐車場だったそうです。
「自分たちの代になってみると、先祖から受け継いだ土地はできるだけ売却したくない。しかし、駐車場のままだと、これはこれで固定資産税も高く、維持をするのが難しい。歳をとるにつれて、だんだんと最良の対策は何かと考えるようになりました。」
「スターツとの付き合いは20年近くになるけれど、建築だけでなく、運営面のサポートといろいろな税金対策のアドバイスをしてもらえることが理由かな?」
今回の計画もきっかけは相続税対策でしたが、検討する中でさまざまな提案があったようです。
「相続対策のことを聞いたら、それも大事だけど、まずは所得税の対策が必要ですと言われたんです。昔建てたアパートもあり、法人化をして節税対策をしてからでないといけないと。ただ建てるだけではなくて、息子も含めて家の資産全体の運営のやり方をアドバイスしてくれて、どうやって資産継承していくのかということを一緒に考えてくれたことが大きいですね。」
土地活用にあたりH様がこだわったのは、入居者の方に喜ばれる建物を作ること。そのために地震に強い免震建築を検討されていたそうです。 「東日本大震災があり、それまで以上に地震への備えを必要と感じました。入居者にとっても地震に強い建物が今後ますます必要とされるのではないかと思ったからです。」 そんなH様のお気持ちに合致したのが「防災賃貸マンション」でした。 「ただ地震に強いだけではなくて、災害の後でも安心して住むことのできる建物という考え方が気に入りました。井戸や備蓄倉庫はもちろん、プロパンガスを利用した発電機があるから、エレベーターが動く。電気もガスも使えたり……。免震で建物が壊れないこともありますが、普段と大きく変わらない生活を送れる安心が入居者のためになると思いました。いざという時は井戸やかまどになるベンチなど、設備を地域に開放してご近所同士助け合うこともできますしね。」 「入居者に喜ばれる物件を提供することが、今後の自分に返ってくると感じていますし、入居者の安心安全が自分の賃貸経営の安心につながると感じて決めました」とおっしゃるH様。幸いにしてまだ大きな地震は来ていませんが、H様の気持ちがこもった防災賃貸マンションは、順調に稼働しているそうです。